感染症により隔離される症状

感染症とは病原体である細菌や真菌、ウイルスや寄生虫が体内に侵入し、様々な症状を起こす病気の総称です。軽度なものから重篤に陥るものまで実に様々な種類があり、一般的に知られている感染症では、インフルエンザウイルスや結核、マラリアやコレラ、エイズといったものがあります。これらを予防または治療するにあたって、法律上では感染の危険度によって分類された区分を用いて、患者に特別な措置を行ったり隔離するなどの処置がとられます。A型肝炎や狂犬病、デング熱やマラリアなど、人同士の感染はほとんどなく、動植物を介しての感染をするものを四類感染症と定義し、特別な行政措置はとられずに自宅での療養によって完治させることになっています。コレラや腸チフスなどの三類感染症に関しても同様に、感染力や重篤性など総合的に危険性は高くないもので、特定の職業において集団感染を起こしうるものと定義し、特定触手への就業が制限される以外は特別な措置は行わないとされています。H5N1型鳥インフルエンザや結核、ジフテリアなどの二類感染症に当てはまるものは、感染力や重篤性を考慮して危険性が高いものと定義し、感染した場合には必要に応じて入院や周囲の消毒などの措置がとられ、患者の同意を得たもののみ隔離するものとされています。感染症予防法の中で一類感染症については、感染力や重篤性を総合的に見て極めて危険性が高いものとされ、エボラ出血熱、天然痘、クリミア・コンゴ出血熱、南米出血熱、ペスト、マールブルグ病、ラッサ熱がこれに当てはまり、患者は特殊感染症病棟に隔離されることになります。また罹患した患者の家を行政が消毒するなどの特別措置がとられ、通行制限や疫学調査といった措置も行われます。